アコムとレイクの違いを比較していきたいと思います。
まず両社の最大の違いですが、アコムは消費者金融であるため総量規制の対象となりますが、レイクは新生銀行が運営する銀行カードローンであるため総量規制の対象外となっています。
総量規制とは貸付を行える金額に制限が設けられるというもので、年収の3分の1を越える金額は貸し付けることができなくなります。
貸付できる金額に制限がないレイクの方が審査が甘いような気もしますが、一般的には銀行系のカードローンの方が審査は厳しくなると言われています。
アコムとレイクのその他の違いを比較すると以下のようになります。
アコム | レイク | |
ご融資額 | 1万円~800万円 | 1万円~500万円 |
ご契約額 | お客さまご指定の契約額(極度額)の範囲内で、当社が決定した金額 | お客さまご指定の契約額(極度額)の範囲内で、当社が決定した金額 |
借入利率 | 3.0%~18.0% | 4.5%~18.0% ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。 |
遅延利率 | 20.0%(実質年率) | 20.00% |
無利息期間 | 契約してから30日 | 契約日の翌日から30日間or5万円まで180日間無利息 |
返済方式 | 定率リボルビング方式 | 残高スライドリボルビング方式or元利定額リボルビング方式 |
ご返済期日 | 毎月指定日あるいは35日ごと。口座振替の場合は毎月6日 | 毎月指定日 |
ご返済期間・ご返済回数 | 最終借入日から最長9年7ヵ月・1回~100回 | 5年・60回※自由返済のため、返済期間・回数はお借入れおよび返済計画に応じて変動します。 |
お申込みいただける方 | 年齢20歳以上、69歳以下のご本人に安定した収入のある方。*主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込みいただけます。 | 満20歳~70歳(国内居住の方) |
資金使途 | 生計費or事業費 | 生計費or事業費 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 |
アコムは貸付限度額が800万円となっているのに対してレイクでは500万円となっています。
ただしアコムで500万円以上の借り入れを行おうと思ったら年収が1500万円以上必要になるのでこの差はあまり関係ないと言えるでしょう。
金利に関しては最低金利がアコムの方が少し低くなっていますが、基本的に適用される金利は上限いっぱいから少し下げられた金利になるのでここでの違いもほとんどないと言えるでしょう。
無利息期間に関しては両社で契約日から30日間は無利息となっていますが、レイクにはそれプラス5万円まで180日間無利息というローンもあります。
どちらが得をするのかは借り入れ金額と返済回数によって異なるので以下の表を参考にしてみるといいでしょう。
例えば20万円の借り入れを12回払いで返済することになると180日無利息の方が得をするということになります。
返済期間と回数に関してはアコムが最長9年となっているのに対してレイクでは5年となっています。
借入金額が大きくなるとその分返済回数も多くなると思うので、場合によってはアコムの方がいいこともあるかもしれませんね。
返済方式に関してはアコムが定率リボルビング方式のみになっているのに対してレイクでは残高スライドリボルビング方式も取り扱っているようです。
これらの方式の詳しい説明はここでは省きますが、普通に返済していけばどちらの方法でも変わりはないのでそこまでこだわらなくてもいいと思います。
その他の項目に大きな違いはありませんが、審査のポイントとなるのはやはり安定収入があるかどうかでしょう。
会社勤めで初めての契約ならおそらくどちらでも利用できると思いますが、収入が少なかったりアルバイトの学生だった場合はアコムの方が審査に通りやすいかもしれません。
断定はできませんが、審査に不安のある方はまずはアコムに申し込みを行ってみることをおすすめします。
同時に申し込みを行うと審査に不利になることもあると言われているので取りあえず1社に申し込みを行ってみて下さい。